研究課題/領域番号 |
17580206
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研究機関 | 東京農業大学 |
研究代表者 |
應和 邦昭 東京農業大学, 国際食料情報学部, 教授 (20194061)
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研究分担者 |
黒瀧 秀久 東京農業大学, 生産産業学部, 教授 (70178135)
宮本 誠 広島県立大学, 生物資源学部, 教授 (70336915)
寺本 千名夫 専修大学北海道短期大学, 経済科, 教授 (40258710)
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キーワード | 流域管理 / 循環型システム / 協働組合間協同 / 地域資源循環システム / 経済提携 |
研究概要 |
本年度の主な研究実績としては、4回の科研研究会(農村経済研究会)と1回の科研打ち合わせ会議を開催し、国内の3つの河川流域(北海道網走川・常呂川流域、山形県最上川流域、高知県四万十川流域)の視察調査を実施している。 農村経済研究会では、立正大学経済学部の五味久壽氏(テーマ:中国巨大資本主義の登場と世界資本主義)、中国社会科学研究所・社会学研究所の馬福倫氏(テーマ:中国における土地問題-相続を主に-)、本科研の研究分担者である宮本誠氏(テーマ:広島県中山間の森林管理に関する意向調査結果)、東京農業大学大学院の根津基和氏(テーマ:戦後日本における農林業の構造転換と農山村の再構成に関する調査研究)を報告者として研究会を実施し、議論を深めながら本研究を進行させてきた。 北海道網走川・常呂川流域調査(2006年9月13〜15日、4名参加)では、網走川流域および常呂川流域における農畜産業の展開と河川の汚染状況、水質浄化に向けての取り組みなどについて関係機関を中心に調査を行っている。山形県最上川流域調査(2006年11月26〜28日、5名参加)では、山形県庁や長井市市役所などを訪れ、最上川流域の水質浄化に向けた市民の取り組みをはじめ、水源維持のための林野行政について関係機関および関係者への聞き取り調査を行っている。また、「美しい山形・最上川フォーラム」にも参加している。高知県四万十川流域調査(2007年3月21〜25日、4名参加)では、高知県庁、四万十町十和総合開発センター、梼原町森林組合等を訪れ、四万十川流域における水源維持のための取り組みや、森林資源の維持管理問題などについて、関係者から聞き取りを実施している。 以上の内容が、平成18年度の主な研究実績の概要である。
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