研究課題/領域番号 |
17590512
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
中山 邦夫 大阪大学, 医学系研究科, 助手 (80346197)
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研究分担者 |
森本 兼曩 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (20143414)
戸田 雅裕 大阪大学, 医学系研究科, 助手 (90362714)
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キーワード | 睡眠 / 包括的健康度 / ライフスタイル / コルチゾール / 朝型・夜型 / 遺伝素因 / 睡眠健康医学 |
研究概要 |
平成17年度までの研究で得られた知見を統合・整理し、さらに大規模・総合的に調査活動を展開した。斬新な睡眠障害対策の立案、さらには睡眠健康医学の確立を目指している。 1.Circadian rhythmを乱す労働様態と睡眠健康度 社会の24時間化の進展とともに増大しつつある、Circadian rhythmに反する労働への従事者(Shift workなど)を対象とした調査を行った。自記式質問紙調査(ライフスタイル・朝方夜型・睡眠様態・睡眠満足度・生活満足度など)による調査のほか、内分泌態様を示す生体指標(唾液中コルチゾール・クロモグラニンA・メラトニン)、および非拘束式睡眠センサーの測定などを施行し、各因子の関連性について検討した。 2.20万人の睡眠とライフスタイル・健康度の経時的解析 今まで13年間追跡してきた、約20万人の職域集団における定期健康診断時のライフスタイル調査・健康診断データを、睡眠を軸とした観点より解析を行った。また、協力の得られる事業所において、重要なライフスタイル・生体指標に関して追加調査を施行し、睡眠をはじめとする包括的ライフスタイルの変容と健康度の関連性を探った。これらの職域コーホート集団におけるデータを、睡眠時間・ライフスタイル変容と健康度との関連性の観点から経時的・包括的に解析した。
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