研究課題/領域番号 |
17590577
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研究種目 |
基盤研究(C)
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
渡部 加奈子 浜松医科大学, 医学部, 助教授 (70288546)
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研究分担者 |
鈴木 修 浜松医科大学, 医学部, 教授 (70093044)
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キーワード | ガスクロマトグラフィー / マススペクトロメトリー(GS / MS) / 飛行時間型質量分析法(TOFMS) / 低温オーブントラッピング法(COT) / 薬毒物高感度分析法 / テロ / テロ対策 / 化学兵器 / 生物兵器 |
研究概要 |
(1)化学兵器剤の入手 化学兵器剤は、大きく神経剤、糜爛剤、無能力剤、嘔吐剤、催涙剤、窒息剤、血液剤などに分類される。それ以外にも多種類の化学兵器剤は存在するが、入手可能そうなものクロロピクリン(窒息剤)、ホスゲン(窒息剤)、α-ブロモベンジルシアニド(催涙剤)、臭化ベンジル(催涙剤)等を購入中である。 (2)化学兵器剤の知識について 以上の入手ができた化学兵器剤については、かなり人体に危険なものであるので、参考文献などを集め、その化学的性質を勉強している。 (3)各々の化学兵器剤の基礎実験方法についての計画 上記の様に、各々の薬毒物について調べたら、まずガスクロマトグラフィー/マススペクトロメトリー(GC/MS)・飛行時間型質量分析法(TOFMS)についての基礎実験の詳細の計画を検討している。各々の化合物の生物試料(尿や血液などの蛋白含有マトリックス中)からの抽出法、分析カラムの選定、標準品の選定について分析法の詳細について入手可能なものから試みている。
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