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2006 年度 研究成果報告書概要

ファージディスプレイを用いたHCVコア蛋白に対する分子標的薬の創生

研究課題

研究課題/領域番号 17590612
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 消化器内科学
研究機関群馬大学

研究代表者

佐藤 賢  群馬大学, 医学部, 助手 (40396619)

研究期間 (年度) 2005 – 2006
キーワードファージディスプレイ / HCVコア蛋白 / 分子標的薬 / バイオパニング / shotgun scanning / ファージライブラリー / バクテリオファージ / ペプチド
研究概要

HCVコア蛋白の作製のために、HCVコア蛋白の発現ベクターから、HCVコア蛋白Full length (p191)やtruncated HCVコア蛋白をcodeするDNAをGST fusionベクターにサブクローニングして精製を試みるも、やはりC末端の疎水性が強いためか、プライマーのデザインや蛋白精製の条件を変えて何度も施行するも精製が困難であった。従って、さらに短いアミノ酸残基のHCVコア蛋白を数種類、市販で購入した。米国留学中に作製してある無数のペプチドをcodeするDNA配列を持ったペプチドを提示するファージライブリーを一部解凍し、ライブラリーサイズの検討を行ったところdiversityが減少していたため、再度調製を行って10^9程度のサイズを確保した。これを用いて、まず1種類のHCVコア蛋白を使ってバイオパニングを行った。しかしながら、得られたファージは、GSTに非特異的結合すると考えられるものや、結合力の弱いファージのため、別の種類のHCVコア蛋白に変更し条件設定を試みた。しかしやはり十分な特異的結合のあるペプチドをディスプレイしているファージが得られないため、ファージライブラリーの再調製とデザインの変更を行った別のファージライブラリーの2つのライブラリーを用いてHCVコア蛋白の種類を変え、洗浄や結合時間などの条件設定を細部にわたり行い、いくつかのクローン候補は生ずるも再検証の段階で結合力・特異性とも不十分であった。そこで再び米国留学先のラボとタイアップして、ライブラリーの再度デザインを行い、条件設定を試みるが、十分な結合力かつ特異性を持つファージの検出は不十分であった。そこで、市販の環状・直鎖状のペプチドライブラリーまたは、システムの全く異なるP3に外来性のペプチドを提示させるファージを用いたライブラリー系で、条件設定を変更しながらバイオパニングを反復している。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] Zinc is a negative regulator of hepatitis C virus RNA replication.2006

    • 著者名/発表者名
      Yuasa K, Naganuma A, Sato K, Ikeda M, Kato N, Takagi H, Mori M
    • 雑誌名

      Liver International 26・9

      ページ: 1111-1118

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [雑誌論文] Zinc is a negative regulator of hepatitis C virus RNA replication.2006

    • 著者名/発表者名
      Yuasa K, Naganuma A, Sato K, Ikeda M, Kato N, Takagi H, Mori M
    • 雑誌名

      Liver International 26

      ページ: 1111-1118

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より

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公開日: 2008-05-27  

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