研究課題
消化管機能疾患外来にて患者診察を行いながら、RomeII基準を用いて診断得られた過敏性腸症候群患者を厳選し、同意を得られた患者より血液検体を採取し、末梢血液中のゲノムDNAを抽出している。検体は匿名化しプライバシーの秘守に全面的に配慮して実施している。また、PCR増幅装置としてGold96-Well GeneAmp PCRシステム9700を設置し、現在CHRM3およびβ_3 ARプライマーの購入に入っているところである。検体数はコントロール群も含めて100例を越えており、今後は、現在収集している検体をもとにCholinergic receptor muscarinic 3(CHRM3)およびβ3-adrenoceptor(β_3 AR)遺伝子polymorphismの検出を試みることとしている。さらに、平成19年度は、過敏性腸症候群を含む機能性機能異常症や遺伝子検索に基づく論文発表を行いながら、本研究の遂行中である。
すべて 2007 2006
すべて 雑誌論文 (6件)
J Hepato Gastroenterol (in press)
Hepato-Gastroenterol (in press)
J Iwate Med Association 58・4
ページ: 315-325
Pathol Int 56・10
ページ: 597-603
Mod Pathol 19・4
ページ: 548-555
J Mol Diagn 8・2
ページ: 193-201