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2005 年度 実績報告書

タンパク立体構造に基づく新規創薬分子臨床応用へ向けたヒト型レセプターマウスの開発

研究課題

研究課題/領域番号 17591081
研究種目

基盤研究(C)

研究機関岐阜大学

研究代表者

山本 裕  岐阜大学, 大学院・医学系研究科, 非常勤講師 (50397329)

研究分担者 近藤 直実  岐阜大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (50124714)
キーワードIL-18 / レセプター / モデル
研究概要

現在、我々は、ヒトタンパク立体構造解析から得られてた薬剤分子の効果・副作用解析を行うために、ヒト体内では行い難い実験データを、ヒト類似反応を惹起できるマウスにて検証するシステム確立を目指している。
平成17年度、現在までに立体構造解析、立体構造に基づき薬剤開発を行ってきたヒトインターロイキン18を利用し、パイロット実験を行った。
まず、ヒト型レセプター遺伝子を導入するための遺伝子クローニング・ベクターを作成した。その次に、マウス型レセプターをノックアウトし、その後、発現調整領域を含めてヒト型レセプター遺伝子をノックインできる技術・方法について基礎的検討を行った。その際、ヒトインターロイキン18がマウスの体内で活性を持つために、レセプターα及びレセプターβの2種類の異なったヘテロ受容体の会合が必要であるために、導入に際しては両方のレセプターを各細胞において生理的に、特に、刺激に応じて発現が自己増幅的に誘導される機構の流れの中に入れた形で発現させることを配慮した。
以上と平行し、我々が多次元核磁気共鳴法(NMR)にて決定したIL-18原子座標等のデータをもとに候補にあげた低分子薬剤を対象として、現在までにすでに発現・精製法を確立済みであるリコンビナントタンパク質を利用し、現有するハイスループット分子間相互解析装置(蛍光相互作用解析装置及び表面プラズモン解析装置等)を用いた実際のスクリーニングを行った。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2006 2005

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] Development of Fluorescence-linked Immunosorbent Assay for High Throughput Screening of Interferon-γ2006

    • 著者名/発表者名
      Matsukuma E, Kato Z, Yamamoto Y, Kondo N, et al.
    • 雑誌名

      Allergology International 55

      ページ: 49-54

  • [雑誌論文] New Methods for Clinical Proteomics in Allergy2005

    • 著者名/発表者名
      Kato Z, Kondo N
    • 雑誌名

      Allergology International 54

      ページ: 351-357

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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