研究課題/領域番号 |
17591268
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
岡本 欣晃 神戸大学, 医学部附属病院, 講師 (20362791)
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研究分担者 |
杉村 和朗 神戸大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (00136384)
丹生 健一 神戸大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (20251283)
佐々木 良平 神戸大学, 大学院・医学系研究科, 学術推進研究員 (30346267)
川崎 竜太 神戸大学, 医学部附属病院, 助手 (00362781)
太田 陽介 神戸大学, 医学部附属病院, 医員 (90397810)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2006
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キーワード | AKT / NF-kappa B / 放射線感受性 / 放射線抵抗性 / p53 |
研究概要 |
放射線感受性に関するAKTの役割を解析し、その中で放射線照射の主たる殺細胞効果であるフリーラジカルが細胞のシグナルに深く関与していることが判明した。それらの研究成果をPelicanoと分担者である佐々木等は、共同研究の中でミトコンドリアの呼吸機能がAktによって深く制御されており、それが癌の悪性度や抗がん剤の反応に深く関与するという実験結果を得ており、その研究成果がJ Cell Biolに掲載された。 出水と申請者である岡本等は、上咽頭癌の放射線化学療法における治療効果をJapanese Journal of Clinical Oncologyに報告した。一連の検討成果の中で第一段階として治療成績に関して報告したが、更に上咽頭癌においても予後不良群が存在することを発見し、それらに関してAKTやNF-KB, p53など放射線感受性を制御する分子について発現の程度を現在更に探求している。 江島と申請者である岡本等は、眼窩発生のMALTリンパ腫の放射線療法における治療効果をRadiotherapy and Oncologyに報告した。同様に一連の検討成果の中で第一段階として治療成績に関して報告したが、更に本疾患ではp53,Bcl10などミトコンドリアのアポトーシス制御に深くする分子が放射線治療効果に深く関与する可能性を見出し、NK-KBとの関連も含めて、現在その成果を更に探求している。 以上のようにAKTと放射線抵抗性は基礎実験結果と臨床結果より互いに深い結びつきを示していることが今回の検討結果より判明した。
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