研究課題/領域番号 |
17591423
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 福島県立医科大学 |
研究代表者 |
寺島 雅典 福島県立医科大学, 医学部, 助教授 (40197794)
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研究分担者 |
後藤 満一 福島県立医科大学, 医学部, 教授 (50162160)
木暮 道彦 福島県立医科大学, 医学部, 講師 (90264548)
星野 豊 福島県立医科大学, 医学部, 助手 (30295414)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2006
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キーワード | メチル化 / 5-fluorouracil / thymidylate synthase / 5-aza-deoxy citidine |
研究概要 |
消化器癌培養細胞株7種(MKN-1、MKN-45、MKN-74、C-1、Panc-1、MIaPaCa-2、HuH-7)を用いて、5-aza-2'-deoxycitidine (5-aza) 2μM添加による5-fluorouracil (5-FU)感受性の変化に関してMTT法にて測定したところ、MKN-1、MKN-74、Panc-1、MIaPaCa-2においては5-FU感受性の有意な低下が得られた。同時に、5-aza 2μM、10μM添加前後の5-FU代謝関連酵素であるthymidylate synthase (TS)、dihydropyrimidine dehydroohgenase (DPD)、orotatephosphoribosyl transferase (OPRT)、thymidine phospholyrsase (TP)、ribonucleotide reductase (RNR)の遺伝子発現量をTaqManPCR法によるreal-time RT-PCRにて測定したところ、5-aza処理後殆ど全ての細胞株においてDPDを除き用量依存性に遺伝子発現量の増加が認められた。これらの検討から、消化器癌培養細胞株においては5-FU代謝関連酵素遺伝子は高頻度にメチル化を受けている事が示唆された。更に、脱メチル化により感受性に影響を及ぼす因子について検索したところ、脱メチル化剤の添加によりTS発現が増加し、このTS発現の上昇が感受性の低下に寄与している結果が得られた。
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