研究課題/領域番号 |
17591559
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
清水 富永 信州大学, 医学部, 講師 (40283270)
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研究分担者 |
二階堂 敏雄 富山医科薬科大学, 医学部, 教授 (50180568)
脇谷 滋之 大阪市立大学, 医学部, 講師 (70243243)
古田 雅一 大阪府立大学, 理学部, 助教授 (40181458)
高橋 淳 信州大学, 医学部附属病院, 助手 (60345741)
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キーワード | ナノパーティクル / 超音波刺激 / 電気刺激 / ドラッグデリバリー / 抗癌剤 |
研究概要 |
1.抗癌剤含有のナノパーティクルの作製 抗腫瘍剤(メソトレキセート)を含有するナノパーティクルを作製した。ナノカプセルは弾性ポリペプチドからなり、薬剤の化学的特性に応じてアミノ酸連鎖を変えて坦持及び徐放特性に最適化を図った。 具体的には、リジンを含んだポリペプチドPoly[(GVGVP GVGVP GKGVP GVGVP GVGVP)_<22>(GVGVP)]ヘメソトレキセートを坦持させたものを作製した。(分子量10万、直径300nm) 2.ナノパーティクルの細胞内導入 坦癌マウスを作製して、メソトレキセート含有ポリペプチドを投与してから、超音波刺激装置を用いて細胞内にナノパーティクルが入ること、マウスの腫瘍径の変化、生存率の向上、薬剤濃度について実験を開始している。
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