研究課題
基盤研究(C)
骨形成能の低下した自家骨に再生医療技術を使用して骨形成能を付与する基礎的研究を行った。実験にはラットを用い、予め放射線照射処理により活性を低下させた骨を作成した。その処理骨を基盤として、細胞培養により獲得した骨髄間葉系幹細胞を含む浮遊液を処理骨に注入・含浸し、同系ラットに移植した。その結果、移植した処理骨内部で組織学的に新生骨の形成が確認され、生化学的にも骨形成の活性が確認された。再生医療技術により生物活性の低下した骨の再活性化が実現化された。
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