| 研究概要 |
臼蓋形成不全患者で3次元加速度を用いた臨床的研究を行い,動的不安定性と股関節のCE角との間の負の相関を見出した(Evaluation of Dynamic Instability of the Dysplastic Hip with Use of Triaxial Abcelerometry J Bone Joint SurgAM.90-A:85-92,2008)。人工股関節置換術については,術後の外転筋力と臼蓋コンポーネントの位置との関連(人工股関節臼蓋コンポーネントの高位設置が外転筋力に及ぼす影響Hip Joint 33:208-211 2007),人工臼蓋に用いられているライナーに脱臼し難くなる工夫(THA術後脱臼予防のための改良型Elevated liner日本人工関節学会誌37 192-193 2007),日本人の大腿骨形状に合わせて作られたステムの術後短期成績(日本人の大腿骨形状に合わせて作られたステムによるセメントレスTHAの短期成績。Hip Joint 33:249-251 2007)等について検討した。股関節への側方進入路についての解剖学的研究も行い,中殿筋を縦割剥離する位置はなるべく大転子後方部分で行う方が強固な縫合に有利であることが判明した(Direct Lateral Approachにおける中殿筋腱の至適縦割剥離位置についての解剖学的検討Hip Joint 33:329-33 02007)。
|
