北海道で年間約400例弱の双胎妊娠があり約150ヶ所の医療機関で管理分娩が行われている。本研究を実施するに当たってできるだけ多くの医療機関から協力を得る必要があり「本研究の重要性」について学術集会等を通じてアピールした。その結果、北海道産婦人科学会ならびに北海道産婦人科医会より全面的協力が得られ「北海道多胎妊娠登録制度」が開始された。各施設から双胎妊娠15週までの症例でかつ一絨毛膜性双胎であった場合、「前方視的無作為振り分け臨床試験による双胎間輸血症候群発症予防に関する研究」参加への呼びかけを行っており、症例が蓄積されつつある。18年度中に一絨毛膜性双胎150例のエントリーを目指している。
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