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2005 年度 実績報告書

沖縄県における緑内障疫学調査(久米島スタディー)

研究課題

研究課題/領域番号 17591845
研究種目

基盤研究(C)

研究機関琉球大学

研究代表者

澤口 昭一  琉球大学, 医学部, 教授 (90178830)

研究分担者 酒井 寛  琉球大学, 医学部附属病院, 助手 (60295318)
仲村 佳巳  琉球大学, 医学部, 助手 (80284983)
石川 修作  琉球大学, 医学部附属病院, 助手 (60305191)
キーワード疫学調査 / 久米島 / 緑内障
研究概要

平成17年5月より琉球大学視覚機能制御学分野を中心に久米島町での緑内障疫学調査を兼ねた眼科検診を開始した。検診は週末土、日の毎週行い、これまで計約40回行っている。久米島町の40歳以上の今回の検診の対象人口は4759名で、受診者は3月現在3500名で受診率は73.5%となっている。また無作為抽出された10%対象者の受診者数は355名で746%となっている。受診率は80%を目標としており現在期間の延長を町役場と交渉している。これまでの結果からおおよそではあるが、1.翼状片の有病率は20%超であること。2.閉塞隅角緑内障は予備軍を含め20%超であり、特に60歳代の女性に有病率が高い事が判明したこと。3.屈折率は多治見スタディーに較べ約+1.0ヂオプター遠視寄りであることが判明した。
今回、緑内障学会で認定された緑内障専門医による眼底写真の最終判定、視野の最終判定など全緑内障の有病率、されに緑内障の病型別頻度等の検討項目や白内障、糖尿病網膜症など視力低下や失明につながる眼疾患の頻度、有病率の解明などについてのデーターを集積、解析を始める予定となっている。沖縄を代表する中規模の離島である久米島町での今回の調査結果が今後、離島における失明予防や眼科医療に役立つように期待している。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] 閉塞隅角緑内障:診断と治療のアップデート2005

    • 著者名/発表者名
      澤口昭一
    • 雑誌名

      あたらしい眼科 22・9

      ページ: 1167-1168

  • [雑誌論文] 緑内障発作時の対処法について教えて2005

    • 著者名/発表者名
      澤口昭一
    • 雑誌名

      あたらしい眼科 22・臨時増刊号

      ページ: 119-121

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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