1.診断参考レベルDRLを評価するために必要な荷重CT線量指数CTDIwと線積分線量DLPを各撮影ごとに以下の機種について電離箱型CT線量計と頭頸部標準アクリルファントムを用いて計測した(今後も他の機種について計測する予定である)。 1)一般CT (1)Quantex(Yokokawa medical system) (2)Asteion(Toshiba) (3)HiSpeed QX/i(GE Yokogawa medical systems) 2)コーンビームCT (1)PSR9000N(Asahi Roentgen) (2)3DX(Morita corporation) (3)CB MercuRay(Hitachi medical corporation) 結果の一例としてQuantex、Asteion、PSR9000NにおけるCTDIwとDLPについて示す。 (1)Quantex(120kV、下顎または上顎のインプラント撮影);CTDIw=34mGy、DLP=167mGycm (2)Asteion(120kV、下顎または上顎のインプラント撮影);CTDI=61mGy、DLP=242mGycm (3)PSR9000N(80kV、下顎または上顎のデンタルCT);CTDIw=6.73mGy、DLP=26.9mGycm 2.AsteionとPSR9000Nにおける撮影目的毎のCT画像、撮影条件(管電圧、管電流、撮影領域)、および患者情報(性別、年齢、体重、身長)を収集した(現在も継続中である)。 3.ノイズ、高コントラスト分解能、および総合的画質などの評価用画像を上記収集画像から抽出する作業を現在行っている。
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