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2006 年度 実績報告書

歯科におけるX線CT検査の品質基準の確立

研究課題

研究課題/領域番号 17591974
研究機関日本歯科大学

研究代表者

佐藤 健児  日本歯科大学, 生命歯学部, 助教授 (50130670)

キーワードCT / 品質基準 / 診断参考レベル
研究概要

1.診断参考レベルDRLを評価するために必要なCTDI_<air>、CTDI_w、DLPおよび半価層を17年度に引き続き電離型CT線量計と頭部・腹部標準ファントムを用いて測定を行った。機種は以下の通りである。
(1)一般CT:(1)Toshiba社製64列(2)Siemens社製64列(2)歯科用CT:Yoshida社製FineCube
2.CT患者線量計算プログラムImpactDoseを用いて、各撮影条件パラメータを変化させた際の標準成人患者の臓器線量とICRP60で定義されている実効線量を求め、DLPから実効線量を推定するための変換係数を求めた。
3.一般CTにおけるインプラントCT検査の画像・線量品質基準の一次案を作成した。以下に示す。
(1)視認できる解剖学的部位(visualization of *)
・上顎インプラント:眼窩下縁、上顎中切歯歯冠、上顎大臼歯歯冠
・下顎インプラント:下顎下縁、下顎中切歯歯冠、下顎大臼歯歯冠
・上下顎インプラント:眼窩下縁、下顎下縁、中切歯歯冠、大臼歯歯冠
(2)細部を再現(Reproduction of *)
・上顎インプラント:上顎洞下縁、上顎歯槽(頂)、上顎歯根
・下顎インプラント:下顎管、下顎歯槽(頂)、下顎歯根
・上下顎インプラント:上顎洞下縁、歯槽(頂)、歯根、下顎管
(3)鮮鋭に再現(Visually sharp reproduction of *)
・上顎インプラント:上顎骨梁
・下顎インプラント:下顎骨梁
・上下顎インプラント:上下顎骨梁
(4)患者線量の品質基準
・荷重CTDI:30mGy
・DLP:140mGy cm(上下片顎);280mGy cm(上下顎)

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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