研究課題/領域番号 |
17592215
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研究機関 | 長野県看護大学 |
研究代表者 |
岩月 和彦 長野県看護大学, 看護学部, 教授 (20004666)
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研究分担者 |
那須 裕 長野県看護大学, 看護学部, 教授 (50020839)
楊箸 隆哉 長野県看護大学, 看護学部, 教授 (90191163)
奥野 茂代 長野県看護大学, 看護学部, 教授 (90295543)
田村 正枝 長野県看護大学, 看護学部, 教授 (30155270)
野坂 俊弥 長野県看護大学, 看護学部, 准教授 (90281253)
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キーワード | 水中運動 / 高齢者 / ヘルスプロモーション / 生活習慣病 |
研究概要 |
水中運動データ管理システムを構築する為にキッセイウエルコム(株)と共同でシステム作りをおこない、平成18年(2006年)10月に完成しその特徴、概要は以下のようになった。 名称:長野県看護大学水中運動データ管理システム 特徴:正確なデータの管理、正確なデータを登録するための支援機構、データの分析をおこなうためのデータの参照・抽出機能、自由な入力フォームの定義などを有している。 概要:参加申し込み→参加者の登録→水中運動前後の測定結果の登録→測定結果の抽出→分析 本年度の水中運動講座は、月3回(第2、第3、第4水曜日)計36日、84クラスを開催した。 高血圧症を有する対象者は、20名で男性4名女性16名、年齢の平均±標準偏差は73.7±4.8歳(男性76.0歳、女性72.9歳)、服薬期間の平均±標準偏差は9.7±8.3年(男性9.7年、女性9.6年)であった。高脂血症を有する対象者は、10名で男性1名女性9名、年齢の平均±標準偏差は73.7±3.8歳(男性74.0歳、女性73.3歳)、服薬期間の平均±標準偏差4.9±2.8年(男性6.0年、女性4.9年)であった。糖尿病を有する対象者は、3名で男性1名女性2名、年齢の平均±標準偏差は75.3±6.6歳(男性71.0歳、女性77.5歳)、服薬期間の平均±標準偏差8.3±6.6年(男性6.0年、女性4.9年)であった。生活習慣病を有していない参加者は22名で男性6名女性16名、参加開始時における年齢の平均±標準偏差は73.1±3.7歳(男性75.6歳、女性72.2歳)であり、前年と人数の変動はみられなかった。平成19年3月23日に約150名の参加者により骨密度、長坐位前屈、重心動揺、身長、体重、体脂肪等の測定、さらにセルフ・エフィカシー尺度(GSES)と主観的QOL尺度を用いてのアンケート調査を行った。現在得られた結果を長野県看護大学水中運動データ管理システムを用いて解析中である。
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