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2006 年度 実績報告書

パーキンソン病患者が肯定的自己概念を維持するための援助プログラムの構築

研究課題

研究課題/領域番号 17592270
研究機関北海道医療大学

研究代表者

佐々木 栄子  北海道医療大学, 看護福祉学部, 講師 (50364261)

研究分担者 野川 道子  北海道医療大学, 看護福祉学部, 教授 (00265092)
大西 奈穂  北海道医療大学, 看護福祉学部, 助教 (00405672)
涌井 知子  北海道医療大学, 看護福祉学部, 助教 (90405671)
キーワードパーキンソン病 / 神経難病 / 自己概念 / 援助プログラム / QOL
研究概要

昨年度の結果をもとにプログラムを構築し,3クール実施した.参加前後にQOL,自尊感情等を調査し変化について現在分析中である.今後,量的調査結果と参加者の感想等の内容からプログラムを評価する.
1. 1クールのプログラム内容(講師)
第1回目 パーキンソン病を知ろう
(1)パーキンソン病の原因と症状(看護師) (2)パーキンソン病とくすり(薬剤師) (3)交流会
第2回目 毎日の症状との付き合い方 その1
(1)発声と飲み込みのリハビリテーション(言語聴覚士) (2)仲間の体験から学ぶ(パーキンソン病患者) (3)カンテレミニコンサート(カンテレ奏者) (3)交流会
第3回目 毎日の症状との付き合い方 その2
(1)身体のリハビリテーション(理学療法士) (2)社会資源を知ろう(難病医療相談員) (3)交流会
第4回目 こんな時どうしますか
(1)日常生活の過ごし方とこころの持ち方(看護師) (2)音楽…こころのリラックス(音楽療法士) (3)交流会
2.会場:以下の2施設のいずれかを会場とした.
1)北海道医療大学札幌サテライトキャンパス(札幌市中央区北3条西4丁目)
2)かでる2.7 北海道立道民活動センター(札幌市中央区北2条西7丁目)
3.参加者状況:合計人数 26名 男10,女16 年齢76〜53 平均年齢65.1(SD5.2)
病歴1〜16年平均病歴6.7(SD4.9)
各クールの参加者内訳
1クール目 9名(男2,女7 平均年齢62.89) 2クール目 8名(男4,女4 平均年齢67.5) 3クール目 9名(男4,女5 平均年齢6422)
4.参加前後の変化:各スケールの平均値は以下のようであった.いずれも,Wilcoxon順位検定で有意差はなかった.
(1)難病患者の主観的QOL:前13.0 後12.2 (2)自尊感情:前33.5 後35.33 (3)PDQ39:前81.0 後78.2 (4)不確かさ:前65.8 後641

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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