研究概要 |
昨年度の結果をもとにプログラムを構築し,3クール実施した.参加前後にQOL,自尊感情等を調査し変化について現在分析中である.今後,量的調査結果と参加者の感想等の内容からプログラムを評価する. 1. 1クールのプログラム内容(講師) 第1回目 パーキンソン病を知ろう (1)パーキンソン病の原因と症状(看護師) (2)パーキンソン病とくすり(薬剤師) (3)交流会 第2回目 毎日の症状との付き合い方 その1 (1)発声と飲み込みのリハビリテーション(言語聴覚士) (2)仲間の体験から学ぶ(パーキンソン病患者) (3)カンテレミニコンサート(カンテレ奏者) (3)交流会 第3回目 毎日の症状との付き合い方 その2 (1)身体のリハビリテーション(理学療法士) (2)社会資源を知ろう(難病医療相談員) (3)交流会 第4回目 こんな時どうしますか (1)日常生活の過ごし方とこころの持ち方(看護師) (2)音楽…こころのリラックス(音楽療法士) (3)交流会 2.会場:以下の2施設のいずれかを会場とした. 1)北海道医療大学札幌サテライトキャンパス(札幌市中央区北3条西4丁目) 2)かでる2.7 北海道立道民活動センター(札幌市中央区北2条西7丁目) 3.参加者状況:合計人数 26名 男10,女16 年齢76〜53 平均年齢65.1(SD5.2) 病歴1〜16年平均病歴6.7(SD4.9) 各クールの参加者内訳 1クール目 9名(男2,女7 平均年齢62.89) 2クール目 8名(男4,女4 平均年齢67.5) 3クール目 9名(男4,女5 平均年齢6422) 4.参加前後の変化:各スケールの平均値は以下のようであった.いずれも,Wilcoxon順位検定で有意差はなかった. (1)難病患者の主観的QOL:前13.0 後12.2 (2)自尊感情:前33.5 後35.33 (3)PDQ39:前81.0 後78.2 (4)不確かさ:前65.8 後641
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