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2006 年度 実績報告書

在宅人工呼吸器使用患者の介護者のエンパワーメントを目的とした介入モデルの可能性

研究課題

研究課題/領域番号 17592285
研究機関山形大学

研究代表者

古瀬 みどり  山形大学, 医学部, 教授 (30302251)

研究分担者 松浪 容子  山形大学, 医学部, 助手 (60361268)
斎藤 明子  山形大学, 医学部, 助手 (10310179)
キーワード在宅人工呼吸器 / 介護者 / エンパワーメント / 訪問看護
研究概要

人工呼吸器を装着して長期に在宅療養生活を送っている療養者の介護者を対象に面接調査を実施した。10件の家庭訪問を実施し、介護者以外に、そこに居合わせた療養者本人、その他の家族、在宅ケアサービススタッフからデータを収集した。入院時、在宅療養開始当初、在宅療養生活の不安定な時期・安定した時期、現在に至るまでの経過を尋ね、介護者がエンパワーメントされたプロセスを分析しているところである。在宅療養開始当初の介護者の困難の内容、また、現在の状況として、介護者というよりは家族としてエンパワーメントしていることが、分析の途上確認されている。
その他、在宅人工呼吸療法が開始になったばかりの療養者が1名おり、介護者に、研究目的にて複数回の訪問・面接を実施したいと申し入れたところ、承諾が得られた。在宅療養生活の転機と思われる頃に訪問・面接を実施し、経過を観察している。在宅療養開始当初の介護者の困難が、長期療養者の介護者よりも克明に語られた。また、調査者が訪問回数を重ねるごとにエンパワーメントしていることが確認された。
平成18年度は、前年度実施した東北地方の訪問看護ステーション調査結果の一次分析結果を報告書としてまとめ、調査に協力していただいた訪問看護ステーションに郵送した。また二次分析結果を、学会誌に1編公表、学会にて2編発表した。その他、1編は現在投稿中である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 東北地方の訪問看護ステーションにおける侵襲的人工呼吸器装着療養者の受け入れに関する調査-第一報-2007

    • 著者名/発表者名
      古瀬みどり, 他
    • 雑誌名

      北日本看護学会誌 9・2

      ページ: 53-59

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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