研究課題/領域番号 |
17592300
|
研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
中山 貴美子 神戸大学, 医学部, 講師 (70324944)
|
研究分担者 |
金子 仁子 慶應義塾大学, 看護医療学部, 教授 (40125919)
岡本 玲子 岡山大学, 大学院・保健学研究科, 教授 (60269850)
|
キーワード | 看護学 / 医療・福祉 / ヘルスプロモーション / コミュニティ・エンパワメント / 評価指標 / 保健師 / 地域看護 / 住民 |
研究概要 |
今年度の研究目標は、以下の通りである。 1. 保健専門職による住民組織のコミュニティ・エンパワメント過程の質的評価指標の完成と公表 2. 1の評価指標の適用可能性の検討 3. 保健専門職による地域のコミュニティ・エンパワメント過程の質的評価指標の完成と公表 4. 住民によるコミュニティ・エンパワメント過程の質的評価指標案修正 今年度実施した内容と結果は、以下の通りである。 1. 保健専門職による住民組織のコミュニティ・エンパワメント過程の質的評価指標の完成と公表 上記質的評価指標を完成し、地域看護学会誌にて公表した。また、研究協力者へ質的評価指標と使用の手引きを送付し、利用を促した。 2. 上記評価指標の適用可能性の検討 大阪府A市において実践活動を推進する保健師とともに、本質的評価指標を用いて住民組織の評価を行った。その結果、住民組織の質的な変化の明確化と活動上の課題が明確になった。 3. 保健専門職による地域のコミュニティ・エンパワメント過程の質的評価指標のまとめ 本質的評価指標の公表のため調査結果等をまとめており、来年度に学会誌等へ投稿予定である。4. 住民によるコミュニティ・エンパワメント過程の質的評価指標作成のための意見収集調査の実施 上記質的評価指標を作成するために、意見収集調査を行った。調査は、質的評価指標案を作成後案への意見を求めた。対象は、学識経験者と住民主体の健康づくり活動を推進している地区組織メンバーであった。調査結果は、現在検討中である。来年度は、質的評価指標の信用可能性と移転可能性を検討する予定である。
|