今年度は計画していた調査研究と併せて下記の調査・研究・創作・実験を行った。 ○「香り」を用いた展示会場デザイン研究及び「香り」に関するアンケート調査 ・Good Design Presentation 2006/「Design Communication」にて昨年に続き「香り」を伴う『日本大学芸術学部』ブースデザインを出展。主催:(財)日本産業デザイン振興会/於;東京ピックサイト/平成18年8月 ・同展示会にて昨年に続き「香り」を発香させ香りを伴うことによる認知度・集中度・快感度・適切度等のアンケート調査を実施(来期デザイン学会にて発表予定)。 ○学会発表 ・「『香り』を使った展示空間デザインとその効果と利用についての調査研究」 日本デザイン学会第53回研究発表大会 平成18年7月(共同) ・「香りと形態の変化によるストレス緩和効果の研究」 日本感性工学会第8回研究発表大会 平成18年9月(共同) ○紀要報告 日本大学芸術学部紀要<創作篇>Vol.31 平成19年3月(共著) ・「UDの視点による香りを使用した展示空間及びスタンディンテーブル研究開発」 ・「ユニバーサルデザインとしての製品・環境研究-2」 ○香りと心のゆとりについての第二回目測定実験実施 ・「香り」を感じる事でリラックス度がどのように変化するか、又その際、特定の「形」を見る事でどう変化するかを実験調査するものである。同実験結果は香りの学術雑誌に論文として掲載予定 ○論文発表予定(2007年5月) ・「香りと形態の変化によるストレス緩和効果の研究II」(入稿済) Journal of Aroma Science and Technology AROMA RESEARCH誌30号(fragrance journal社) ○その他、製品デザイン提案が有り、現在その新技術性(特許/実用新案)の有無を調査中
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