研究課題/領域番号 |
17601001
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研究種目 |
基盤研究(C)
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
小泉 秀樹 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (30256664)
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研究分担者 |
大方 潤一郎 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (60152055)
真鍋 陸太郎 東京大学, 大学院工学系研究科, 助手 (30302780)
堀田 昌英 東京大学, 大学院工学系研究科, 助教授 (50332573)
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キーワード | 多主体 / 参加 / 意思決定 / 都市計画 / 国際比較 |
研究概要 |
I 多主体参加型都市計画の理論・技法・事例に関する体系的整理:小泉、真鍋 小泉はプランニングセオリーの歴史的展開過程をまとめ、とりわけ多主体参加型都市計画に必要とされる制度・技法的条件をまとめた。この成果の一部は、都市計画の理論(学芸出版社)にまとめられている。 また、真鍋は、多主体参加型都市計画の実践に用いられている情報コミュニケーション技術について整理を行った。その結果、多主体が双方的に情報のやりとりを行うかたちで計画策定をすすめる技術を実践で用いている例は、まだすくないことが判明した。 II マスタープラン。土地利用規制作成過程における多主体参加の現状と課題 <米国における多主体参加の現状と課題:小泉> ・多主体参加型の計画策定方式を活用している諸例のうち、シアトル市のマスタープランの見直しをとりあげ、意思決定過程・制度、資金財源、主体要件の各観点から実態を把握した。その結果、意思決定の過程を段階的に区切り、効率的に多主体の参加・討議をすすめる方式が採用されている等が判明した。 <日本における多主体参加の現状と課題:大方、小泉> ・練馬区、三鷹市、日野市などのまちづくり条例にもとづく規制誘導における多主体参加の制度システムについて整理を行った。
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