研究課題/領域番号 |
17606002
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
大橋 靖雄 東京大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (00134461)
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研究分担者 |
山口 拓洋 東京大学, 大学院・医学系研究科, 助手 (50313101)
大津 洋 東京大学, 医学部附属病院, 特任教員 (40372388)
中村 祐 香川大学, 医学部, 教授 (70291440)
田代 学 東北大学, サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター, 講師 (00333477)
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キーワード | 乳がん / 化学療法 / 認知機能障害 / FDG-PET / QOL |
研究概要 |
1.文献検索および結果のまとめ 研究準備の文献検索として、システマティックレビューを実施し、結果を総説論文として乳がん治療の学術誌であるBreast Cancer誌に投稿し、掲載された。 2.研究協力医療機関の決定、面接調査員の確保 研究の実施には、乳がん患者への協力依頼および登録を行う医療施設と、ポジトロン断層法(PET)検査を行う撮影機器保有施設との連携が必要であり、乳がん臨床医、核医学専門家、疫学専門家、面接調査員を研究協力者として加えた研究班を形成し、数度の研究班会議を行った。 PET検査は、東京大学医学部付属病院との協力合意がなされ、東京大学院医学系研究科放射線医学講座の百瀬敏光が研究協力者として参加することとなった。乳がん治療を行う協力医療施設は、日大附属板橋病院(東京都・板橋区、天野定雄)、都立駒込病院(東京都・文京区、戸井雅和)、埼玉医科大学病院(埼玉県・さいたま市、佐伯俊昭)の3施設に決定した。患者に対する神経心理テストの実施場所は、東京大学構内3箇所程度の部屋を候補としている。面接調査員には心理学専攻の大学院生3名を確保し、研究計画の詳細および実施する神経心理テストの説明を行った。 また、検査データの受け渡し、入力作業、分析に関しても研究班員および関係者と打ち合わせを行い、合意を得た。 3.プロトコルの作成および倫理審査委員会での審査 研究計画をプロトコルとしてまとめ、現在3医療機関において倫理審査委員会での審査を受けている最中である。
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