研究課題/領域番号 |
17612001
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
新田 孝彦 北海道大学, 大学院・文学研究科, 教授 (00113598)
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研究分担者 |
石原 孝二 北海道大学, 大学院・文学研究科, 助教授 (30291991)
蔵田 伸雄 北海道大学, 大学院・文学研究科, 助教授 (50303714)
柏葉 武秀 北海道大学, 大学院・文学研究科, 助手 (90322776)
杉山 滋郎 北海道大学, 大学院・理学研究科, 教授 (30179171)
栃内 新 北海道大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (20111148)
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キーワード | 技術倫理 / 産学連携 / 倫理学 / 技術者教育 / 地域連携 |
研究概要 |
研究初年度である17年度は、(1)授業実践に関する資料集の作成とケース(事例)の作成、(2)達成度・成績評価方法の開発、(3)国内外の実践例の調査、(4)地域連携・産学連携システムのための準備作業を行った。具体的には、(1)から(3)までは文献収集と調査を行うとともに、北海道大学の全学教育「科学・技術と人間の倫理」による授業実践を通じて、授業のコンテンツ開発や評価手法の検討を行ってきた。この授業実践に関しては、授業に参加したTAによる報告が日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会「消費者志向NACS会議」において発表され、反響を呼ぶなどの成果を挙げている。これらの調査結果を基礎資料として来年度の研究を進めていくつもりである。(4)については、研究計画に記した通り、北海道内の技術倫理研究・教育従事者のネットワーク形成に努め、下記の研究会を開催・参加した。 2005年7月9日(土)第四回北海道技術者倫理研究会 2005年11月27日(日)第五回北海道技術者倫理研究会 来年度もこの研究会を継続し、地域連携・産学連携システム構築の実践例としていく。 このほかに特筆すべき事項として、北海道技術者倫理研究会編集による技術者倫理の教科書を編集中であり、来年度には出版する予定である。また、研究分担者の石原の研究グループにより、全国の電気・電子・情報処理関連学科における技術者倫理授業の開講状況の調査が行われ、工学部における技術者倫理教育の展開状況の把握が試みられた。
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