研究課題
本企画調査では,平成18年度に科学研究費補助金特定領域研究を組織するため、6名の研究代表者・分担者による研究会議・国内外の学会における情報収集・外国人研究者との意見交換を行った。1.研究会議;6・7・8・10月に、特定領域研究申請の為の研究打ち合わせを東京で行った。会議では、申請書の打ち合わせだけでなく内胚葉研究全般に関する情報交換や議論も行い、研究者同士の活発な議論が5〜6時間続けられた。2.学会における情報収集発生生物学会;6月、仙台、参加者(全員参加)国際発生生物学会;9月、オーストラリア・シドニー、参加者(菊池・粂)分子生物学会;12月、福岡、参加者(菊池・粂・横内・中越・高橋)発生生物における国内外の代表的な学会に参加し、内胚葉研究の現状と今後の方向性に関し、多くの国内外の研究者と活発な議論を行った。学会の参加により得られた様々な研究情報は、会議で報告し情報の共有化を行った。3.特定領域研究の申請;平成18年度発足の特定領域研究に「消化器形成の分子基盤」として研究計画書を作成し申請を行った。申請では、4つの研究項目(変異体作製・解析、基本デザイン・多様性、器官形成・細胞分化、再構築系)を設け、総勢16人による研究計画を立案した。本企画調査で行われた4回の研究会議では、内胚葉研究に関する議論・意見交換が活発に行われ、極めて有益であった。今後はこの会議の話し合いで得られた研究の方向性や共同研究等の実現を目指した活動を続けて行く予定である。
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