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2005 年度 実績報告書

感性ロボティックス環境による共生的生活空間の創造

研究課題

研究課題/領域番号 17650067
研究機関中央大学

研究代表者

加藤 俊一  中央大学, 理工学部, 教授 (50297107)

研究分担者 木下 源一郎  中央大学, 理工学部, 教授 (10055204)
坂根 茂幸  中央大学, 理工学部, 教授 (10276694)
渡邉 則生  中央大学, 理工学部, 教授 (10182940)
庄司 裕子  中央大学, 理工学部, 助教授 (30286174)
國井 康晴  中央大学, 理工学部, 助教授 (60297108)
キーワード感性ロボティクス / 感性工学 / ロボティクス / 感性モデル / ユビキタス環境
研究概要

本年度は、3年計画の初年度に当たり、(a)感性工学:人間の知覚・表出過程における個人性やモノの個別性などの多様性に対応した情報処理技術、(b)ロボティックス:個々の人間を含む実環境でのセンシング技術と個人の文脈での状況の理解、相互作用を通した人間への支援技術、(c)これらの技術を人間が活動し生活する実環境や、ユビキタス・モバイル・インターネットが複合した情報環境に埋め込み、人間への支援と結びつけるためのシステム化技術の調査研究を展開した。
調査研究の一環として、国際電気通信基礎技術研究所ATR(知能ロボティクス研究所、メディア情報科学研究所)、情報通信研究機構NICT(分散強調メディアグループ)への訪問調査を行った。
また、調査研究の中間報告および研究者間の研究討論のために「感性ロボティクスワークショップ(第1回)」を3月13日〜14日に開催し、講演8件、ポジショントーク14件、約80名の参加者を得た。
今年度は特に、感性工学のアプローチ(個々人によって異なる情報の評価基準の特性をモデル化する)と、ロボティクスのアプローチ(自律的・能動的に行動する要素が、相互作用することにより、それらの内部状態や環境全体の状態を変化させる)を融合させた方法論の枠組みを考案した。
人間の情報処理方式のロボティクス的な面に注目し,その機能構成の観点から感性を工学的に定式化した。この考え方からは「感性」と総称している能力は,「知覚過程・状況認識過程・知識の構造化・表出過程・意思決定過程における情報の関係付けや評価の仕組みと,評価尺度の個人性・個別性」によって工学的に定義することができるようになる。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 感性ロボティクス 感性のロボティクス的な計測・モデル化とその応用2006

    • 著者名/発表者名
      加藤俊一
    • 雑誌名

      人工知能学会誌 Vol.21, No.2

      ページ: 183-188

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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