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2006 年度 実績報告書

公共図書館における図書館ボランティア活動の実証的研究

研究課題

研究課題/領域番号 17650069
研究機関筑波大学

研究代表者

吉田 右子  筑波大学, 大学院図書館情報メディア研究科, 助教授 (30292569)

キーワード公共図書館 / 図書館ボランティア / 図書館史ジェンダー研究 / 多文化図書館研究
研究概要

1.平成18年度海外調査
北欧3カ国において公共図書館の訪問調査を行った。8月20日から24日までノルウェーの図書館を2館、8月24日から9月9日までデンマークの図書館を5館、9月9日から17日までスウェーデンの図書館を5館訪問し、公共図書館の見学を行った。並行して各館の館長へ北欧の図書館サービス全般について、インターネット等の新たなテクノロジーの導入とその効果、利用者の傾向などについてインタビューを行った。デンマーク王立図書館情報大学において、文化政策を専門とするScot-Hansen教授とデンマークおよび日本の公共図書館について、ディスカッションを行った。また公共図書館における多文化サービスを専門とするElbeshausen助教授から、デンマークにおける住民の図書館ボランティア活動の状況について説明を受けると共に、日本の活動を踏まえて意見交換を行った。
2.日本における図書館ボランティアの状況調査
日本における図書館ボランティアに関わる活動状況を明らかにするために下記の講演会を行った(筑波大学図書館情報メディア研究科プロジェクト研究「「公共図書館の制度的枠組みと基盤機能の研究」と共催)
・開催日時:平成19年2月9日(金)14:00〜16:00
・講師:依田和子(よこはまライブラリーフレンド代表/横浜市立図書館のあり方懇談会委員)
・講演題目:図書館と市民の協働
住民の図書館活動への参画の可能性について、住民が図書館活動に関わる契機、一般市民と行政側の仲介者としての活動の意義などについて議論を行った。
3.地域住民と公共図書館の関係性についての歴史的分析
アメリカ近代図書館における初期ボランティア活動に関する先行研究のレビューを平成17年度に引き続いて行った。

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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