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2005 年度 実績報告書

3次元仮想ラボラトリー・マウスの作成

研究課題

研究課題/領域番号 17650122
研究機関独立行政法人理化学研究所

研究代表者

太田 聡史  独立行政法人理化学研究所, 情報解析技術室, 研究員 (30391890)

キーワード野生由来マウス / 実験用近交系マウス / 3次元モデル / CTスキャン / 骨格 / セグメンテーション / 突然変異マウス / MSM
研究概要

突然変異マウス及び実験用近交系マウスの詳細な3次元計測を行った。テキサス大学のTimothy Rowe博士の協力を仰ぎ、2種類(4個体)の突然変異マウスと10種類(10個体)の代表的な実験用近交系マウスをX線により高解像度でCTスキャン(断層撮影)するための準備を行った。うち、突然変異マウスと3種類の実験用近交系マウス(野生由来の系統も含む)については、CTスキャンを完了し、画像処理を施した上、ポリュームレンダリングした3次元イメージ(3次元モデル)を生成した。また、骨格の3次元イメージより作製しアニメーションを作成した。ウェブでこれらの3次元イメージとアニメーションを公開できるよう準備をした。歩行異常の表現型を持つ突然変異マウスについては、3次元サーフェースモデル(ポリゴンモデル)を生成し、これを3次元CGソフトウェアに読み込んで、骨格モデル(ここで言う骨格モデルとは、3次元モデルの動作要素となる数学的なグラフのこと)を作成した。また抽象的な骨格モデルに空間的な実体である3次元モデルを対応させるために、3次元モデルのセグメンテーション、すなわち解剖学的な知見に基づく動作要素への分割を開始した。分割したモデルから、3次元サーフェースモデルを作成した。現時点において、突然変異マウスの下肢の分割が完了している。本年度計測を行ったマウスは以下の通り:Hugger (Adult heterozygous, adult homozygous, juvenile heterozygous and juvenile homozygous), C57BL/6J, C3H and MSM。

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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