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2007 年度 実績報告書

「親日」・「親日文学」の内面心理と植民地の文化状況

研究課題

研究課題/領域番号 17652021
研究機関静岡大学

研究代表者

南 富鎭  静岡大学, 人文学部, 教授 (30362180)

キーワード朝鮮 / 親日 / 親日文学 / 文化 / 翻訳 / 松本清張 / 推理小説
研究概要

研究の最終年度である今年度は,おもに従来の成果をまとめることで全体の統一性を図った。過去2年間の研究の細微における部分を補足し,資料を補強した。それにあわせて,朝鮮の推理小説に関連性をさぐるため,日本人推理作家の研究にも幅を広げた。その体表的)な成果が,「松本清張における鳥居龍蔵一官学に対抗する狙介不羅で不遇な在野学者」(『人文論集』58巻1号,静岡大学人文学部紀要,2007年7月)である。松本清張は朝鮮で兵役を送った作家でその植民地体験と推理小説の関連性に関連する問題である。同時に,現在に行われている朝鮮文学の日本での翻訳状況にも見解と解釈を述べた。「朝鮮文学長編小説の翻訳について」(『翻訳の文化/文化の翻訳』-第3集,2008年3月)がその成果である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2008 2007

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] 「朝鮮文学長編小説の翻訳について」2008

    • 著者名/発表者名
      南 富鎭
    • 雑誌名

      『翻訳の文化/文化の翻訳』 3

      ページ: 1-6

  • [雑誌論文] 「松本清張における鳥居龍蔵-官学に対抗する猫介不轟で不遇な在野学者」2007

    • 著者名/発表者名
      南 富鎭
    • 雑誌名

      『人文論集』 58巻1号

      ページ: 33-60

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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