• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2005 年度 実績報告書

複数の音声認識回路を利用した外国語学習システムの構築に関する実証的研究

研究課題

研究課題/領域番号 17652068
研究機関独立行政法人メディア教育開発センター

研究代表者

小野 博  独立行政法人メディア教育開発センター, 研究開発部, 教授 (10051848)

研究分担者 大城 賢  琉球大学, 教育学部, 教授 (80280303)
高橋 美由紀  兵庫教育大学, 教育学部, 助教授 (30301617)
キーワード子どもの英語教育 / アルファベット / 語彙 / 韓国の小中学生の英語教育 / 学習ソフト / リスニング / スペリング / 学習目標
研究概要

子どもの英語教育について現在多くの小学校で実施している「楽しく歌って踊って何も覚えなくて良い」の学習は将来の英語学習につながるものではないと考えている。今後、小学校での英語教育が必修化されるので、なおさら中学の英語教育につながる成果が得られる学習プログラムや学習教材が求められるようになると考えられるので、その準備的な研究を進めている。
小学校における英語教育の役割として、(1)リスニングによって耳が良くなること及び(2)「外国人が怖くない」気持ちを育てることがまず重要だと考えている。せっかく時間とお金をかけるのであれば、学習時間に応じてアルファベットや、単語の習得について、音声に加え文字を含めた学習目標を設定する必要がある。
そこで、(1)アルファベット(文字)の習得がゲーム感覚で容易にできる教材を試作した、(2)英語語彙を音声とともに文字も習得できる教材を試作した。その原理は子どもの記憶力が非常に優れていることを利用し、目(スペリング)と耳(ヒアリング)からの情報を無意識のうちに記憶することができる語彙習得用のゲームソフトを開発した。
さらに、日本語に最も近い言語である韓国朝鮮語を母国語とする韓国人児童の英語学習スタイルとその成果をみるため、韓国釜山市の小・中学校の英語教育について訪問調査を実施した。
今後の計画として、試作した語彙習得ソフトを改良し、小学を対象に英単語の音声及びスペルの習得に関する検証実験を実施したい。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (2件) 図書 (2件)

  • [雑誌論文] 基礎英語力低下の現状と改善策(上)-中・高・大学生の英語力はなぜ下がったのか-2006

    • 著者名/発表者名
      小野 博
    • 雑誌名

      英語教育 54・11

      ページ: 63-67

  • [雑誌論文] 基礎英語力低下の現状と改善策(下) -e-learning学習の検証実験と英語教育への提言2006

    • 著者名/発表者名
      英語教育
    • 雑誌名

      英語教育 54・12

      ページ: 63-67

  • [図書] English Quest Intro (CD付)2006

    • 著者名/発表者名
      小野 博(監修)
    • 総ページ数
      84
    • 出版者
      桐原書店
  • [図書] English Quest Basic (CD付)2006

    • 著者名/発表者名
      小野 博(監修)
    • 総ページ数
      84
    • 出版者
      桐原書店

URL: 

公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi