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2006 年度 実績報告書

リスク論とソーシャル・キャピタル論に関する法政策学的基礎研究

研究課題

研究課題/領域番号 17653015
研究機関岡山大学

研究代表者

小田川 大典  岡山大学, 大学院社会文化科学研究科, 教授 (60284056)

研究分担者 岡田 雅夫  岡山大学, 事務局, 副学長 (90033422)
谷 聖美  岡山大学, 大学院社会文化科学研究科, 教授 (40127569)
河原 祐馬  岡山大学, 大学院社会文化科学研究科, 教授 (50234109)
黒神 直純  岡山大学, 大学院社会文化科学研究科, 教授 (80294396)
築島 尚  岡山大学, 大学院社会文化科学研究科, 助教授 (60275005)
キーワードリスク社会論 / ソーシャル・キャピタル / 公権力 / 政治参加 / テロリズム / セキュリティ / 共和主義 / 崇高美学
研究概要

1.リスク論とソーシャル・キャピタル論の接合の可能性の検討とその法政策学的インプリケーションの解明
リスク論とソーシャル・キャピタル論の関連・接合可能性については、2006年7月23日に山崎望氏(日本学術振興会特別研究員)を招き「リスク社会における政治の変容」という題で研究会を開催した。また、ソーシャル・キャピタル論と密接な関わりのある公共性をめぐる思想的、制度的な諸問題について研究を行い、成果として、小田川(研究代表者)は共著『共和主義の思想空間』(名古屋大学出版会、2007年7月)を、黒神(研究分担者)は単著『国際公務員法の研究』(信山社、2006年5月)を、大森(研究分担者)は単著『共和主義の法理論』(勁草書房、2006年6月)を刊行した。また、岡田(研究分担者)の論文「行政行為の瑕疵論「無効の行政行為」の意味」が『法治国家の展開と現代的構成』(法律文化社、2006年12月)に収録された。
2.リスク論の法政策学的研究
リスク論に関わる個別的な問題について研究を進め、具体的な成果として、河原(研究分担者)が植村和秀(京都産業大学)と共編で『外国人参政権問題の国際比較』(昭和堂、2006年11月)を刊行した。また成廣(研究分担者)は、2006年度比較政治学会研究会(10月7-8日、於立教大学)の共通論題「9-11事件と国内政治の変動」で、中山俊宏氏(津田塾大学)と共に「9-11事件と国内政治の変動アメリカ・イギリスについて」という報告を行っており、その成果は中山氏との共著論文「9-11事件と国内政治の変動:アメリカとイギリスの比較」として『日本比較政治学会年報』9巻(2007年近刊予定)に掲載されることになっている。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2007 2006

すべて 雑誌論文 (4件) 図書 (2件)

  • [雑誌論文] 崇高と政治理論-バーク、リオタール、あるいはホワイト2007

    • 著者名/発表者名
      小田川 大典
    • 雑誌名

      年報政治学(日本政治学会) 2006-II号

      ページ: 125-149

  • [雑誌論文] 共和主義アプローチとヴィクトリア期政治思想研究2007

    • 著者名/発表者名
      小田川 大典
    • 雑誌名

      岡山大学法学会雑誌 56巻2号

      ページ: 149-159

  • [雑誌論文] 環バルト海地域協力とEUの近隣諸国政策2007

    • 著者名/発表者名
      河原 祐馬
    • 雑誌名

      (文化共生学研究)岡山大学大学院社会文化科学研究科 5号(未定)

  • [雑誌論文] 9-11事件と国内政治の変動:アメリカとイギリスの比較2007

    • 著者名/発表者名
      成廣孝, 中山俊宏
    • 雑誌名

      日本比較政治学会年報 9巻(未定)

  • [図書] 国際公務員法の研究2006

    • 著者名/発表者名
      黒神 直純
    • 総ページ数
      350(viii+338+iv)
    • 出版者
      信山社
  • [図書] 共和主義の法理論-公私分離から審議的デモクラシーヘ2006

    • 著者名/発表者名
      大森 秀臣
    • 総ページ数
      295(iii+276+16)
    • 出版者
      勁草書房

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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