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2005 年度 実績報告書

熱帯雨林における生業データ収集法の革新に向けて

研究課題

研究課題/領域番号 17653026
研究機関筑波大学

研究代表者

高崎 善人  筑波大学, 大学院・人文社会科学研究科, 助教授 (00334029)

キーワード国際研究者交流 / 多国籍 / 開発経済学 / 資源経済学 / 熱帯雨林 / 生業 / 家計調査
研究概要

本研究では、熱帯雨林における生業データ収集の効率化を目指して、従来型の積み上げ方式とは異なる斬新なデータ収集法の開発に向けた足がかりをつかむこと、そのための方法論研究プロセスを開発すること、さらには波及させることを目的とする。研究代表者自身のペルー、フィジー、カンボディアにおける家計調査に加え、研究協力者を始めとした他の研究者が実施する異なるフィールドでの調査プロジェクトにおいて、新手法のフィールド実験を行う。研究実施計画に従い、今年度は以下の研究を実施した。
1.文献調査〜既存のデータ収集法を整理するための広範なレビューを継続して行っている。
2.手法開発〜国際林業研究センター(CIFOR)が主催する貧困環境ネットワーク(PEN)〜多数の博士課程大学院生によるフィールドワークをもとにした、森林と貧困に関する国際比較研究プロジェクト〜を通じて、データ収集法に関する議論を重ねている。それが結果的に学際的な文献調査にも広がっている。例えば、森林資源の利用に関するデータ収集のために不可欠となる、「森林」の定義にまでおよぶ議論を行った。
3.フィールド実験〜手法開発のための予備的フィールド実験をフィジーでの第二回家計調査(「南太平洋伝統社会における持続的開発に関する世帯・共同体調査」)において実施した。同じくフィジーにおける第一回家計調査ならびに他の既存の家計調査の結果と比較することで、今後のフィールド実験への有益なフィードバックが得られた。

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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