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2005 年度 実績報告書

集団式潜在連想テストを活用した大学教育の効果の測定

研究課題

研究課題/領域番号 17653071
研究機関信州大学

研究代表者

堀井 謙一  信州大学, 教育学部, 教授 (00014861)

研究分担者 守 一雄  信州大学, 教育学部, 教授 (30157854)
今田 里佳  信州大学, 教育学部, 助教授 (80306670)
西垣 順子  信州大学, 高等教育システムセンター, 助教授 (80345769)
菊池 聡  信州大学, 教育学部, 助教授 (30262679)
キーワード潜在連想テスト / 大学不適応 / 心理検査 / 教養教育 / 集団式連想検査 / 大学イメージ
研究概要

本研究の目的は、(Greenwald et al., 1998)1)が開発した潜在連想テストIAT(Implicit Association Test)を集団式に改良したFUMIEテスト(Mori, 2004)2)を活用して、大学教育に対する学生たちの「本音」を探ることである。信州大学ではすでに数年前から学生による授業評価を実施し、その結果を授業の改善に活用する試みを始めているが、こうした従来のアンケート形式の調査では「回答者の意図的な歪み」が混在することが問題であった。本研究では、従来の授業評価方法に加えて、学生の潜在連想を調べることで学生の「本音」を探る。また、大学授業の効果のより正確な測定によって、授業改善のためのより有効な情報を得ることを目的とした。
信州大学新入生全員についての「大学」「信大」「学問」などに対する潜在連想の横断的測定
大学に対するイメージの測定は、大学教育の効果の測定に有効であるだけでなく、その大学に対する不本意入学者の発見などにも活用できる。しかし、従来の調査方法では回答の歪みという問題点があった。FUMIEテストはこうした問題点をクリアできるものである。そこで、FUMIEテストを用いて、信州大学の新入生全員について大学や学問に対する「本音」を探り、初年度は学部間の比較を行う。また、高年次学生に対してもFUMIEテストを実施することで、学年進行に伴う「本音」の変化を横断的に比較することができる。初年度にあたる平成17年度には、新入生のデータを収集した。

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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