研究課題
1.災害時の行動科学の先行研究(1)研究会において防災科学の専門家((1)安藤 友紀(NPO法人キャリア・ワールド事務局長)(2)井上 浩一氏(防災ネットワークプラン代表)(3)国崎 信江氏(危機管理対策アドバイザー)(4)諏訪 清二(兵庫県立舞子高等学校教諭)(5)松尾 知純(防災を考える若き市民の会代表))から聞き取り調査(2)国内・国外の文献資料の収集2.学校防災に関する実態調査の実施和歌山県教育庁学校教育局の協力を得て、小学校(293校)、中学校(134校)、高等学校(54校)、養護学校等(11校)における学校防災に関する実態を把握するための悉皆調査を、平成17年10月に実施した。「学校防災」の領域は、「防災教育」、「防災管理」、「防災に関する組織活動」の3下位領域に分類される。調査内容は以下のとおりである。(1)「防災教育」指導計画の作成状況、総合的な学習の時間、道徳、関連教科、学級活動、児童・生徒会活動、学校行事における防災教育の実施状況、防災/避難訓練の実施状況等(2)「防災管理」施設、設備の防災/安全対策の実施状況、地域防災計画における危険予想地域の把握、地域の関係機関/者との連携・連絡体制、避難所になった場合の運営等(3)「防災に関する組織活動」学校内の防災委員会等の設置状況、防災に関する教員研修等