研究課題
所内の研究分担者4名、外部の防災に関する研究者8名を研究協力者とし、研究代表者1名の計13名でこのプロジェクトを遂行した。外部の研究協力者からは、それぞれの専門の立場からの研究報告・講演をいただく研究会を6回開催した。その報告・講演を基に研究成果報告書への執筆を担当していただいた。また、和歌山県教育庁学校教育局のご協力を得て、平成17年10月に、県下の小学校(293校)・中学校(134校)・高等学校(51校)において「学校防災に関する実態調査」、平成18年12月〜平成19年1月に県下の小学校(4年生-670名)、中学校(2年生-640名)を対象とした、防災意識に関する質問紙調査を実施した。研究成果は報告書「防災学習の支援システム構築のための調査研究」として刊行した。その構成は以下のとおりである。第1部 防災教育をはじめよう第1章「防災を学ぶということ」第2章「命を守れる子どもたちと社会をつくるために」第2部 防災教育のプログラム第3章「小・中・高における防災学習の現状と取り組みやすい事例の紹介」第4章「家庭で学ぶ防災の知恵」第5章「小学校の防災教育-アースシステム教育における防災教育の事例-」第6章「『生きる力』に結びつく総合学習-ゲーミングを活用した実践的な防災学習-」第7章「中学校の防災学習」第8章「世界とつながる高校の防災学習」第9章「「防災学習と災害に強い地域づくり」第3部 防災教育と防災学習の実態と課題第10章「学校防災の教育の現状と課題-和歌山県における防災教育の実態調査より-」第11章「児童・生徒の防災意識-和歌山県の学校の防災意識調査より-」第12章「防災学習を支援するメディア」第13章「防災意識の動向と課題」この成果報告書を基にして、「教師のための防災教育ハンドブック」(2007年3月)を学文社より出版した。
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