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2005 年度 実績報告書

ストレッチ感受性Ca^<2+>チャネルを標的にした筋変性疾患治療薬物の開発

研究課題

研究課題/領域番号 17659241
研究機関国立循環器病センター(研究所)

研究代表者

若林 繁夫  国立循環器病センター(研究所), 循環分子生理部, 部長 (70158583)

研究分担者 岩田 裕子  国立循環器病センター(研究所), 循環分子生理部, 室長 (80171908)
西谷 友重  国立循環器病センター(研究所), 循環分子生理部, 室長 (50393244)
キーワード循環器・高血圧 / 生体分子 / タンパク質 / トランスレーショナルリサーチ / バイオテクノロジー
研究概要

(1)ハイスループット薬物スクリーニング法の開発に向けて、Ca^<2+>チャネルであるGRC(TRPV2)を高発現した細胞を用いて蛍光プレートリーダーによって活性を測定する試みを行った。TRPV2を発現した細胞にCa^<2+>指示薬を負荷し、チャネルが開くことによって起こる細胞内Ca^<2+>濃度上昇を検出することを試みた。多数の条件を検討した結果、ある条件下でTRPV2発現細胞においてのみ細胞内Ca^<2+>が著しく上昇することを見出した。この方法は、測定の感度、持続性、特異性、再現性において私たちが設定した目標をすべてクリアーしており、この系を用いれば薬物スクリーニングは可能になるであろう。(特許申請中)(2)TRPV2を阻害する実験室レベルの薬物探索を行った。まず、TRPV2を認識する細胞外抗体(ニワトリにて作成)を数種類作成したが、活性を阻害するまでには至らなかった。またこれまで作成した12個のsiRNAのうち1種類は50%のTRPV2発現阻害が見られたが、完全な阻害には至らなかった。しかしながら、ある薬物がTRPV2を阻害することを見出した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2006 2005

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] Novel role of neuronal Ca^<2+> sensor-1 as a survival factor Up-refulated in injured neurons.2006

    • 著者名/発表者名
      Nakamura, T.Y.et al.
    • 雑誌名

      J.Cell.Biol. 172・7

      ページ: 1081-1091

  • [雑誌論文] Protective effects of Ca^<2+> handling drugs against abnormal Ca^<2+> homeostasis and cell damage in myopathic skeletal muscle cells.2005

    • 著者名/発表者名
      Iwata, Y.et al.
    • 雑誌名

      Biochem.Pharmacol. 70

      ページ: 740-751

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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