研究課題/領域番号 |
17659260
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
久保寺 隆行 東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, COE拠点形成特別研究員 (40376801)
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研究分担者 |
横田 隆徳 東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助教授 (90231688)
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キーワード | Machado-Joseph病 / RNAi / ポリグルタミン病 / PKR / RNA毒性 / 小脳 |
研究概要 |
1)(CAG)79 RNA毒性におけるPKR活性化の関与の検索 培養細胞(HEK293T)において、(CAG)79 RNAの強制発現によるPKRの発現量の変化や活性化をsubcellular fractionationによるウエスタンブロットによって検討した結果、核分画においてQ79や(CAG)79 RNAの強制発現によりPKRの発現量が増加している一方、Q22や(CAA)79 RNAでは変化なかった。 2)培養細胞(HEK293T)において、Dominant negative PKR発現プラスミドの共発現や、PKRに対するsiRNAの導入によってQ22や(CAG)79 RNAの発現によるLDH、トリパンブルー法による検討で細胞死が軽減した。これは(CAG)79 RNA毒性がPKRの活性化を介することを示すものである。 3)ポリグルタミン病におけるPKR活性化のin vivo組織学的検索 Machado-Joseph病のモデルマウスである79個のpolyglutamineの発現したQ79のトランスジェニックマウスの3週齢、6週齢、10週齢の小脳を免疫組織学的に検索した結果、活性化PKR抗体にプルキンエ細胞の核が反応することが示された。さらに、Machado-Joseph病の患者脳3例においても同様に小脳プルキンエ細胞においてPKRが活性化されていることが免疫組織学的に示された。
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