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2005 年度 実績報告書

TLR3を介した二本鎖RNAによる感音性難聴誘導の試み

研究課題

研究課題/領域番号 17659528
研究機関福井大学

研究代表者

藤枝 重治  福井大学, 医学部, 教授 (30238539)

研究分担者 山本 健人  福井大学, 医学部附属病院, 助手 (80303379)
高林 哲司  福井大学, 医学部附属病院, 医員 (70397272)
キーワード二本鎖RNA / ウイルス感染 / 感音性難聴 / 蝸牛 / 自然免疫
研究概要

ウイルス感染が突発性難聴の一つの原因であることを証明するために、本研究ではウイルスRNAを想定した二本鎖RNAをマウスの鼓室階に注入することによって、感音性難聴を誘導し、その機序を解明しようとしている。
本年度は、まずマウス(BALB/c)の鼓室階に薬液もしくは二本鎖RNAを確実に注入し、生存させておけるかどうかという実験操作の確立に時間を費やした。マウスの鼓室階へのアプローチは、マウスを麻酔後、顕微鏡下に行った。当初うまく鼓室階に到達する前に麻酔が覚める場合や深い麻酔で死亡することが多かったが、ようやくそのコツがつかめ、鼓室階に薬液の注入が可能となった。数種類の二本鎖RNAと生理食塩水を注入し、経時的にマウスの聴力レベルをABRにて判定している。現在聴力低下を認める時間の条件設定の最終段階にきている。時間が決定した後、マウスの蝸牛を取り出し組織染色を行い、組織変化を検討していく。

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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