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2005 年度 実績報告書

原因遺伝子の違いによるエナメル質形成不全症の微細表面構造の定量化

研究課題

研究課題/領域番号 17659649
研究機関九州大学

研究代表者

緒方 哲朗  九州大学, 大学院歯学研究院, 助手 (50204061)

研究分担者 福本 敏  九州大学, 大学院歯学研究院, 助教授 (30264253)
キーワードエナメル質形成不全症 / 微細表面形状 / 非接触型レーザー表面形状測定装置
研究概要

1.予備実験
(1)当科常置の非接触型レーザー表面形状測定装置の精度検定を行った。その結果、X軸、Y軸方向には30μm、Z軸方向には1μmの分解能を持つことがわかった。
(2)計測物の性状としては、白色の石膏が最適であることがわかった。印象材のように多少反射性のあるものは計測不能ではないが、条件設定が困難であることがわかった。
(3)本測定装置は、光学系の計測装置で三角測量法を原理とするため、アンダーカットのあるもの、凹凸の大きいものは測定できない。
(4)以上より、ヒトエナメル質形成不全症の測定対象には、前歯部唇面の平滑面をビニルシリコーン系印象材を使って2回法により精密印象採得し、白色の超硬石膏を流すこととした。
2.資料収集
いかに多くのエナメル質形成不全症の症例を集めるかは重要な課題である。平成17年度に中国北京大学口腔医学院児童口腔科から当科に国費留学生を受け入れることができた。平成18年度の大学院試験にも合格した。本留学生の協力のもと、北京大学口腔医学院においてもエナメル質形成不全症の症例を収集することが可能となった。そしてすでに1症例の歯式と口腔内写真を収集できた。

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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