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2005 年度 実績報告書

双極性障害における小胞体ストレス応答とAMPA型グルタミン酸受容体輸送の関連

研究課題

研究課題/領域番号 17689035
研究機関独立行政法人理化学研究所

研究代表者

垣内 千尋  独立行政法人理化学研究所, 精神疾患動態研究チーム, 研究員 (90342766)

キーワード小胞体ストレス応答 / 双極性障害 / AMPA型グルタミン酸受容体 / XBP1 / WFS1 / GRP78
研究概要

双極性障害の病態に関与している可能性のある小胞体ストレス応答の異常が神経細胞においてAMPA型グルタミン酸受容体の輸送異常を引き起こすかどうかについての検討を行っている。まずAMPA型グルタミン酸受容体と共沈することが知られている小胞体ストレス関連遺伝子であるGRP78についてケースコントロールスタディーを行うことにより小胞体ストレス応答と双極性障害についての検討を行った。その結果、日本人サンプル及びNIMHトリオサンプルにおいて機能的ハプロタイプが疾患と関連している可能性を見出した。また予備的な検討から示されたXBP1とWFS1の関係を調べたところ、WFS1遺伝子プロモーター領域にXBP1による制御を受けるEndoplasmic reticulum stress response element様のモチーフ(CGAGGCGCACCGTGATTGG)が存在することを見出し、WFS1が小胞体ストレス関連遺伝子であることをさらに示す結果を得た。WFS1は高率に気分障害などの精神疾患を合併する遺伝性疾患であるWolfram病の原因遺伝子として知られており、精神疾患解明の手がかりとなる可能性が期待されているものである。現在AMPA型グルタミン酸受容体輸送変化と行動変化の対応について検討するため、XBP1及びWFS1ノックアウトマウスの行動解析を行っている。また、WFS1ノックアウトにおけるAMPA型グルタミン酸受容体の免疫組織学的検討を脳組織切片及び初代培養神経細胞を用いて試みている。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2005 その他

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] Functional polymorphisms of HSPA5 : possible association with bipolar disorder2005

    • 著者名/発表者名
      Chihiro Kakiuchi et al.
    • 雑誌名

      Biochem Biophys Res Commun 336(4)

      ページ: 1136-1143

  • [雑誌論文] XBP1 induces WFS1 through endoplasmic reticulum stress response element (ERSE)-like motif in SH-SY5Y cells

    • 著者名/発表者名
      Chihiro Kakiuchi et al.
    • 雑誌名

      Journal of neurochemistry (in press)

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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