研究課題
本年度は、基本となる電子署名システムの高速手法を検討し、新しい演算方式へのアプローチを試みた。具体的な手法は下記の通り。●演算の種類を削除する方式既存の演算方式の問題点と有益性の解析。このとき、計算論理論から派生可能な暗号関数を導出し、演算の削除への適用可能性の考察、また、演算テーブルのパラメータ等を変えることにより、ある演算を他の演算で補うことが可能か検討を行った。●演算計算量を削減する方法種々の演算アルゴリズムに対して、さまざまなデータ入力を行い、その結果に対して、統計的な解析を行った。また、複数のアルゴリズムの相互依存関係を調べ、計算量の削減も試みた。上記研究には、計算機科学の理論的研究が不可欠であり、サーバワークステーションや暗号ライブラリを用いて、既存方式と提案方式の比較検討、評価を行った。
すべて 2005
すべて 雑誌論文 (5件)
SKLOIS Conference on Information Security and Cryptology (CISC2005) Lecture Notes in Computer Science (LNCS) 3822
ページ: 113-127
International Conference on Computational Intelligence and Security LNAI3802 Part II
ページ: 198-203
コンピュータセキュリティシンポジウム(CSS)
ページ: 223-228
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