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2005 年度 実績報告書

Webアプリケーション間の自動連携のための学習推論技術に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 17700088
研究機関北海道大学

研究代表者

伊藤 公人  北海道大学, 人獣共通感染症リサーチセンター, 助教授 (60396314)

キーワード知識メディア / 情報システム / ユーザインターフェイス / エージェント
研究概要

本研究では、計算機が、WWW上のデータやサービスを自動的に連携するための学習推論技術を確立することを目標としている。この目標を達成するためには、(1)Webアプリケーションの部品化と連携に一階述語論理を用いるための基礎理論、(2)部品化と連携のルールをユーザやシステムの履歴から帰納的に推論するアルゴリズム、の2つのソフトウェア技術を確立必要がある。
本年度は下記の方法で研究を行った。
(1)Webアプリケーションの部品化と連携に一階述語論理を用いるための基礎理論の確立
ユーザによって部品化されたWebアプリケーションに対して、部品間の連携の要求仕様を一階述語論理によって記述し、要求仕様から推論を用いて部品を連携する手法を確立した。また、Webアプリケーションとその部品化の関係をデータベースに効率よく格納し検索するための基盤アーキテクチャを確立した。実験に用いるデータベースサーバにはPC UNIXで動作するパーソナルコンピュータを購入して用いた。また2005年に行われた「情報モデリングと知識ベースに関する日欧会議」に参加し、Web上のエージェント技術に関する研究調査・資料収集を行った。
(2)部品化と連携のルールをユーザやシステムの履歴から帰納的に推論するアルゴリズムの考案
ユーザによって部品化されたWebアプリケーションに対して、データベース上に蓄えられたWebアプリケーションとその部品化の関係から帰納的にルールを推論するアルゴリズムを開発した。これに関して2005年に千葉で行われた「第14回World Wide Webに関する国際会議」に参加し、Webページからの情報抽出技術に関する研究調査・資料収集を行った。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2006 2005

すべて 雑誌論文 (3件)

  • [雑誌論文] A Meme Media Framework for Introducing Multimodal User Interface to Existing Web Applications2006

    • 著者名/発表者名
      Kimihito Ito
    • 雑誌名

      Information Modelling And Knowledge Bases XVII

      ページ: 83-93

  • [雑誌論文] Meme Media and Logic Programming Approach for Intelligent Media Systems2005

    • 著者名/発表者名
      Kimihito Ito
    • 雑誌名

      Proc.of The 2005 International Conference on Active Media Technology (AMT2005)

      ページ: 8D4

  • [雑誌論文] Introducing Multimodal User Interface to Existing Web Applications2005

    • 著者名/発表者名
      Kimihito Ito
    • 雑誌名

      Proc.of the 14th International World Wide Web Conference (WWW2005)

      ページ: 968-969

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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