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2007 年度 実績報告書

索引分散管理システムにおける効率的なオンライン再編成法

研究課題

研究課題/領域番号 17700099
研究機関福井大学

研究代表者

樋口 健  福井大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (50293410)

キーワードデータ工学 / 並列データベース / 索引分散管理システム / 再編成処理
研究概要

昨年に引き続き、索引分散管理システムのための再編成手法の効率化に関して研究を行った。特に、索引にレプリカを用いた場合の再編成処理の段階化と、索引分散管理システムにおける段階的再編成処理の終了判定方法やロック範囲の改良による段階的再編成処理の高速化について研究・開発を行い、検証および発表を行った。段階的再編成法の改良においては、再編成時に索引移動量に偏りがあるような場合に、終了判定方法やロック範囲を改良することによりアイドル状態になるプロセッサ数を軽減することができ、総処理時間の短縮を確認することができた。また、再編成による負荷に大きな偏りがなく、再編成によって検索処理が高速化するような場合においては、スナップショットを用いた一般的なオンライン再編成手法より短時間で処理可能であることも確認でき、本手法の有効性の実証につながった。これら研究のまとめとして、段階的オンライン再編成法として学術論文誌に投稿中である。一方、レプリカを用いた索引分散管理システム上における段階化による再編成処理の効率化についても検証を行い、いくつかの場合において効率化を確認できた。これら成果を国内学会において発表を行った。このシステムに関しては、更なる検証が必要であるが、高速化のためにレプリカを用いるシステムが多くなってきた現状で、再編成、またはデータマイグレーションを効率的に行うための手法の提案への足がかりになるものと期待される。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] レプリカを用いた索引分散管理システムにおける再編成処理の実装と検証2007

    • 著者名/発表者名
      中山 達也
    • 学会等名
      平成19年度電気関係学会北陸支部連合大会
    • 発表場所
      福井工業大学
    • 年月日
      2007-09-09

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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