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2007 年度 実績報告書

自律故障補償可能なWSI規模超高速神経回路網の実現とその応用に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 17700239
研究機関宮崎大学

研究代表者

山森 一人  宮崎大学, 工学部, 准教授 (50293395)

キーワードニューラルネットワーク / FPGA / 自律故障保証 / WSI / 再学習
研究概要

自律故障補償可能なWSI規模のハードウェア神経回路網の設計とハードウェア実装を進めた.同時に,提案している部分再学習(PR)法の故障補償能力に大きな影響を与える初期学習の実施方法について,シミュレーテッドアニーリングの考え方を援用したBPA(Back-Propagation with Annealing)法を提案し,BPA法とPR法を組み合わせることで大幅に故障補償率を向上させることを示した.
故障補償能力を持つハードウェアニューロンについては,必要となる機能ブロックをVHDLで設計し,動作を検証した.特に論理合成ツール,シミュレーションツールに関しては本研究費でMentor Graphics社によるHigher Education Programに加入し,安価に高性能のツールを導入することができた.また,再学習時に必要となる重みや教師信号をボード上のDRAMに移すことで,回路規模を削減することができた.
初期学習法としてBPA法を提案し,BPA法とPR法を組み合わせることで従来のBP法を初期学習法に用いる場合に比べ,リンクの単一断線故障時に約20%,ニューロンの0-スタック故障時に約20%,ニューロンの1-スタック故障時に約10%向上させることができた.
これらの成果は現在研究報告としてとりまとめているところである.

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 学習を利用したハードウェアニューラルネットワークの自律高速故障補償2007

    • 著者名/発表者名
      山森 一人
    • 学会等名
      2007年度知能情報ファジィ学会九州支部「ほっと暖まる合同研究会」(招待講演)
    • 発表場所
      九州工業大学・長陽山荘
    • 年月日
      20070800

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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