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2006 年度 実績報告書

メタデータスキーマレジストリに基づくメタデータ流通と応用システム開発の支援環境

研究課題

研究課題/領域番号 17700252
研究機関筑波大学

研究代表者

永森 光晴  筑波大学, 大学院図書館情報メディア研究科, 講師 (60272209)

キーワードメタデータ / メタデータ間相互利用性 / メタデータスキーマ / メタデータスキーマレジストリ
研究概要

現在さまざまな分野において、目的に応じたメタデータスキーマが作成され、また、それらメタデータスキーマに基づいた応用ソフトウェア(メタデータ応用ソフトウェア)の開発が行われている。本研究では、メタデータ応用ソフトウェアの基本機能は共通するものが多いという点に着目し、共通する基本機能とメタデータスキーマレジストリを基礎としてメタデータの流通性とメタデータ応用ソフトウェア開発効率を高めることを目的としたソフトウェア開発のモデルの提案とそれに基づいた支援環境の構築を進めた。
本年度は、(1)メタデータスキーマの収集とメタデータレジストリへの追加登録、(2)アプリケーションプロファイル作成支援環境の改良、(3)応用ソフトウェア間の強調支援、(4)アプリケーションプロファイル作成支援環境の評価を行った。
(1)に関して、筆者らが開発したメタデータスキーマレジストリヘメタデータスキーマの収集登録を行った。(2)に関して、ユーザインタフェースの改良を行い、メタデータスキーマ間の関連を直感的に理解しやすくするためのグラフ表示機能を取り入れた。(3)に関して、異なるメタデータ応用ソフトウェア間での協調作業を支援するためのプロトタイプシステムの開発を行った。(4)に関して、これまでに作成したアプリケーションプロファイルの作成支援環境を実際に利用し、メタデータスキーマの発見やアプリケーションプロファイル作成に関する実験を行った。実験では、本システムを利用しない場合と利用した場合において、作成に要する時間や作成されたアプリケーションプロファイルの比較検討を行った。
また、本研究のメタデータスキーマレジストリの利用に関連して、ウェブアーカイビングのための基礎技術となる分散アーカイブによるアーカイブ高信頼化技術などの研究を進めた。
以上の研究成果に関して、国際会議や学術雑誌などで発表した。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2007 2006

すべて 雑誌論文 (4件)

  • [雑誌論文] メタデータスキーマの再利用を指向したスキーマ設計支援システム2007

    • 著者名/発表者名
      庄山和男
    • 雑誌名

      第32回ディジタル図書館ワークショップ

      ページ: 3-14

  • [雑誌論文] Using FRBR for the selection and adaptation of accessible resources2006

    • 著者名/発表者名
      A.Morozumi
    • 雑誌名

      Proceedings of the International Conference on Dublin Core and Metadata Applications

      ページ: 183-194

  • [雑誌論文] 国会図書館件名標目表 (NDLSH) のSKOS化とそのグラフィカルブラウザの作成2006

    • 著者名/発表者名
      永森光晴
    • 雑誌名

      第31回ディジタル図書館ワークショップ

      ページ: 13-21

  • [雑誌論文] Underlying Concepts and Metadata Schema Model of Metadata Schema Registry for Dublin Core2006

    • 著者名/発表者名
      S.Sugimoto
    • 雑誌名

      The Second International Symposium on Knowledge Processing and Service for China

      ページ: 63-72

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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