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2005 年度 実績報告書

eラーニングにおけるメンター育成のための実践的調査研究

研究課題

研究課題/領域番号 17700616
研究機関安田女子短期大学

研究代表者

尾澤 重知  安田女子短期大学, 保育科, 講師 (50386661)

キーワード高等教育 / eラーニング / メンタリング / メンター / TA(Teaching Assistant) / SA(Student Assistant) / コミュニティ / 実践研究
研究概要

以下の4点を中心に研究を進めた。第一に、メンターの育成方法の検討を目的として、国内で先進的にeラーニングや情報教育を導入している高等教育機関についての調査を行った。とくに、学習者に対して何らかの支援を行う学部学生(スチューデントアシスタント=SA)や、大学院生や若手研究者(ティーチングアシスタント=TAや、教育コーチ)などの広義のメンター関する文献の検討や、海外の先進事例との比較検討を進めた。また、優れた実践を行っている大学の担当者や学生に対するインタビュー調査を行い、現状の把握を行った。
第二に、研究代表者の所属機関における情報教育科目のSAに対して実態調査とインタビュー調査を行った。前期学期(4月〜7月)、後期学期(9月〜1月)のそれぞれで合計7名のアシスタントに対して、毎回の活動内容の報告を促し、また、事後に聞き取りを行うことでアシスタントとしての成長過程を把握した。
第三に、これらの研究をもとに、SAやTAを始めとするメンターに対する広義のファカルティ・ディベロップメント(メンターの育成とその高度化)を目的とした「メンタリングガイド」の試作を行い、評価を試みた。
第四に、来年度の研究の基盤として、既存のeラーニングプラットフォームの上で、メンタリングガイドの公開と、メンター間がコミュニケーションや情報共有が可能なコミュニティシステム(支援システム)の構築を行い、研究代表者の所属機関において実験的に試用した。
来年度は、メンタリングガイドの更なる改良と公開、またオンラインコミュニティの中で評価を行う。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2006 2005

すべて 雑誌論文 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 中学校と大学との連携による総合的な学習の協調的デザイン2005

    • 著者名/発表者名
      尾澤重知, 今井亜湖, 西村昭治
    • 雑誌名

      日本教育工学会論文誌 Vol.30,Sup

  • [図書] コンピュータの利用が子どもに与える影響を考える『保育の創造を支援するコンピュータ』2006

    • 著者名/発表者名
      尾澤重知
    • 総ページ数
      7
    • 出版者
      保育出版社

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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