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2005 年度 実績報告書

国語辞典における多義語の意味レベルの使用実態と意味構造の解明

研究課題

研究課題/領域番号 17720109
研究機関独立行政法人国立国語研究所

研究代表者

柏野 和佳子  独立行政法人国立国語研究所, 研究開発部門, 研究員 (50311147)

キーワード多義語 / 国語辞典 / 釈義 / 用例
研究概要

1『岩波国語辞典』(岩波書店)を中心に,そもそも国語辞典が,多義語を含め,どのように釈義を行い,用例を掲載しているかについて調査,分析をした。そして,用例掲載に関わる,現実の使用において生じている格結合の変化例を調査した。また,『岩波国語辞典』の編者である水谷静夫氏に,辞書編纂法についての聞き書き調査を行った。
2『岩波国語辞典』第5版(岩波書店)に基づく意味タグを付与した,資料1『毎日新聞記事テキストデータベース』(3000記事)と,資料2『岩波国語辞典第5版テキストデータベース』とを用いて,岩波国語辞典の各多義語の,意味ごとの使用頻度を調査,分析し,多義語の意味レベルでの使用実態を整理した。
3資料1『毎日新聞記事テキストデータベース』(3000記事)において,使用頻度の高い意味(上位20位)を含む,動詞,形容詞,名詞,各20語について,市販の国語辞典の記述を比較した。使用した辞書は次のとおり。
『広辞苑』『岩波国語辞典』(以上,岩波書店),『大辞林』『新明解』(以上,三省堂),『新選国語辞典』(小学館),『明鏡』(大修館書店)
上記,1で得られた成果に関し,下記のとおり,学会発表を行った。
柏野和佳子(2006)『国語辞典の釈義と用例の検討』言語処理学会第12回年次大会発表論文集,pp8-11.

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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