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2007 年度 実績報告書

「デジタル版山梨方言辞典」作成のための調査研究とデータ構築

研究課題

研究課題/領域番号 17720111
研究機関独立行政法人国立国語研究所

研究代表者

吉田 雅子  国立国語研究所, 研究開発部門, 研究補佐員 (50399490)

キーワード山梨方言 / 方言辞典 / データベース / 方言学 / 言語地理学 / 国語学
研究概要

研究代表者がこれまで従事していた,デジタル山梨方言辞典・データベース作成と成果公開を継続し,山梨方言辞典の完成をめざして調査研究とデータ構築をおこなうことが目的である.最終目的は「デジタル山梨方言辞典・データベースの完成と公開」であるが,科学研究費交付期間内に設定する研究計画は以下の6点である.1,山梨方言資料860点余の一次調査と電子化.2,同資料主要30点の詳細分析調査.3,年次累積形式でのデータ公開(CD-ROMと冊子の作成).4,年次ごとの作業知見の報告.5,方言の電子辞典・DB作成方法の公開と方法の理論化.6,未見・未入手資料の探索調査.
平成19年度の研究実施状況は以下の通りである.
1,未見・未入手資料の探索調査と,方言音声資料収集調査のため,3日間の出張をおこなった。また,研究発表のため,2日間の出張をおこなった。
2,収集資料の電算データ化をおこなった。データ整理に84日人を投入し,63資料・24092項目を入力した。その結果,山梨県方言資料182点の一次調査と電子化が完了し,辞典用データ項目総数は138632項目となった。
3,平成19年度中に電算化したデータを加工し,平成18年度以前に加工したデータ分と併せて『デジタル版山梨方言集2007』(CD-ROM+冊子)を作成した。
4,平成19年度中の作業による知見を報告書としてまとめ,3のCD、ROMに収録した。
5,期間内に実施した調査研究とデータ構築の内容をとりまとめ,デジタル山梨方言辞典・データベースの完成と公開に向けての今後の作業計画を立案し,作業継続の準備を整えた。

  • 研究成果

    (7件)

すべて 2007 その他

すべて 雑誌論文 (3件) 学会発表 (1件) 図書 (2件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 『口語法翁布図』と『方言分布全国地図』2007

    • 著者名/発表者名
      吉田 雅子
    • 雑誌名

      日本語学 臨時増刊 方言文法地図をめぐって 26巻11号

      ページ: 44-56

  • [雑誌論文] 方言関係新刊書目2007

    • 著者名/発表者名
      吉田 雅子
    • 雑誌名

      日本方言研究会第84回研究発表会発表原稿集 84

      ページ: 71-79

  • [雑誌論文] 方言関係新刊書目2007

    • 著者名/発表者名
      吉田 雅子
    • 雑誌名

      日本方言研究会第85回研究発表傘発表原稿集 85

      ページ: 72-76

  • [学会発表] 『口語法分布図』と『方言分布全国地図』2007

    • 著者名/発表者名
      吉田 雅子
    • 学会等名
      長野・言語文化研究会
    • 発表場所
      松本市あがたの森文化会館
    • 年月日
      2007-04-22
  • [図書] 地方別方言語源辞典2007

    • 著者名/発表者名
      真田 信治, 他編
    • 総ページ数
      95-113
    • 出版者
      東京堂出版
  • [図書] ガイドブック方言調査2007

    • 著者名/発表者名
      小林 隆, 他編
    • 総ページ数
      189-207
    • 出版者
      ひつじ書房
  • [備考]

    • URL

      http://homepage2.nifty.com/yoshidanoriko/

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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