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2006 年度 実績報告書

インターネットコミュニティを利用した遠隔作文教育における教材開発に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 17720127
研究機関高知大学

研究代表者

大塚 薫  高知大学, 総合教育センター, 講師 (30372733)

キーワードインターネットコミュニティ / 遠隔作文教育 / 教材開発 / 画像音声チャット授業 / 作文添削システム / 対面授業 / カリキュラムデザイン / 内省
研究概要

本研究の目的は、(1)日本語学習者に対するインターネットコミュニティを活用した効果的な作文教育コンテンツの構築、(2)対面教育と自主学習を連携させた作文教育方法の考案、(3)遠隔教育における日本語学習者に対する作文教育プログラムの樹立、(4)学習者の作文のデータベース化及びウェブサイト上での公開の4点である。
平成18年度は昨年度の調査・研究成果を踏まえ、引き続きインターネットコミュニティ上で授業を実施し、学習者に対するアンケート調査及びインタビューによる実態・意識調査、また学習者の参加率、授業態度等を含めた調査による授業データの蓄積を行った。その結果、目的に掲げていた学習者の作文のデータベース化が実施されるとともに、遠隔作文教育及び画像授業教育の問題点及び特性等に対するデータが分析され、それに基づき遠隔教育方法の構築及び作文コンテンツの開発が実施された。
そして、その結果をまとめ、これから行われるネット授業教育の参考となるように、北海道での国際学術大会での口頭発表、日本語教育学会秋季大会での論文発表、韓国日本語学会における論文掲載等を実施した。その際、日本語教育の専門家との意見交換から、日本から世界へ日本語教育をどのように発信していけるか、遠隔教育におけるどのようなコンテンツの開発が有益であるかという視点から議論を交わすことができ、今後の課題が明確になった。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (3件)

  • [雑誌論文] 日本語遠隔教育におけるインターネット画像授業の実証研究-多重画像音声チャット機能を利用したe-learning授業の構築-2006

    • 著者名/発表者名
      大塚薫, 李〓洙, 金才鉉
    • 雑誌名

      日本語学研究 第16輯

      ページ: 69-88

  • [雑誌論文] インターネットコミュニティを利用した遠隔作文授業モデル-双方向画像音声チャット機能を用いた授業の構築2006

    • 著者名/発表者名
      大塚薫, 李〓洙, 金才鉉
    • 雑誌名

      東北アジア文化学会第12次国際学術大会Proceeding 2006年6月16日

      ページ: 38-42

  • [雑誌論文] インターネットコミュニティを利用した双方向型遠隔作文授業の試み2006

    • 著者名/発表者名
      大塚 薫
    • 雑誌名

      平成18年度日本語教育学会秋季大会予稿集 2006年10月8日

      ページ: 69-74

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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