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2005 年度 実績報告書

近代日本における歴史編纂に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 17720160
研究機関佛教大学

研究代表者

笹部 昌利  佛教大学, 文学部, 非常勤講師 (20399059)

キーワード日本史 / 明治維新 / 歴史意識 / 歴史編纂事業 / 志士
研究概要

本年度は、明治維新を対象として日本近代に編まれた書籍および雑誌の調査に多くの時間を割いた。「明治維新」という時代変革に関与した人々が、「志士」と呼ばれ、日本近代の模範と意義付けられたシステムを論理的に解明するべく、その手がかりとして、戦前に刊行された歴史書の収集と分析を以下のとおり、おこなった。
1、高知県立図書館所蔵の近代歴史編纂物の調査、収集
(1)戦前に編纂された郡および町村史における「明治維新」および「志士」叙述の分析
(2)土佐史談会編『土佐史談』における「志士」叙述の方法についての分析
2、鳥取県立図書館および鳥取県立博物館所蔵の近代歴史編纂物の調査、収集
(1)戦前に編纂された郡および町村史における「明治維新」および「志士」叙述の分析
(2)鳥取藩政史料の調査および分析
3、鹿児島県立歴史資料センター黎明館および鹿児島県立図書館における明治維新関係史料の調査
(1)西郷隆盛関係史料の調査・分析
(2)戦前に刊行された鹿児島県郷土誌の調査、収集
4、東京神保町古書店街における近代歴史編纂物の収集

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] 書評:宮地正人著『歴史のなかの新選組』2005

    • 著者名/発表者名
      笹部 昌利
    • 雑誌名

      歴史評論 665

      ページ: 98-102

  • [雑誌論文] 「人斬り」と幕末政治-土佐藩山内家の政治運動と個性2005

    • 著者名/発表者名
      笹部 昌利
    • 雑誌名

      鷹陵史学 31

      ページ: 165-189

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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