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2005 年度 実績報告書

著作権法と表現の自由

研究課題

研究課題/領域番号 17730089
研究機関早稲田大学

研究代表者

今村 哲也  早稲田大学, 法学学術院, 助手 (70398931)

キーワード著作権 / 表現の自由 / 知的財産
研究概要

研究の目的:
わが国において著作権法と表現の自由という新しい学問分野を開拓するために、文献調査やヒアリング等を通して、著作権と表現の自由の問題に関して、いかなる議論が展開されているのかをまとめ、この分野における研究の基礎資料を提供する。
研究の状況:
2005年度は、調査・研究の前提となる欧米の関連資料を幅広く収集し、論点等をまとめた。海外調査として、知的財産関連の蔵書については全米一といわれるフランクリン・ピアス大学を訪問し、資料を収集するとともに、Arts and Humanities Research Council (AHRC)による助成の下、ロンドン大学バークベック校が定期的に開催しているワークショップ(テーマは「Copyright, Corporate Power and Human Rights」)に参加し、同大学クイーンメアリー校法学部のJonathan Griffiths博士、Uma Suthersanen博士らと交流しその所見を得ることができた。
研究の成果:
初年度の文献調査および予備的考察をまとめた下記の2つの資料を論文として公表した。また、同テーマについて研究をしている学外の研究者との交流を継続する基礎を築いた。さらに、有識者による審査を経て、平成17年度公益信託マイクロソフト知的財産研究助成基金による研究助成を得ることができた。
今後の予定:
英米の研究者との交流を深めるとともに、引き続きドイツおよびフランスの状況について文献をベースに調査する。一応の結論として、本研究テーマに関連した論文を学位申請論文(博士)として提出する予定である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] 著作権の保護期間延長と表現の自由についての小考-Eldred事件最高裁判決とその後の動向-2006

    • 著者名/発表者名
      今村哲也
    • 雑誌名

      季刊企業と法創造 (未定)

  • [雑誌論文] イギリスにおける同一性保持権と表現の自由に関する一考察-1988年CDPA80条の解釈論を巡って-2006

    • 著者名/発表者名
      今村哲也
    • 雑誌名

      早稲田大学大学院法学研究科法研論集 117(未定)

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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